【イケメンになりたい】男には女性的な要素が不可欠

♠️女子に人気の男子を観察、あるいは男性アイドルやモデルを見れば認めざるを得ない

いわゆるイケメンの彼らは、二つの要素を持ち合わせている。たくましくもやさしく、男らしくも女っぽくもあるのだ。男性的要素が七割で女性的要素が三割くらい?

男女の目線はまったく異なる周知の事実を考えると、男らしくも女っぽくもある男が好きなのは女性かもしれない。

 それでもやっぱり男の目から見て格好いい男性にも、女性の要素が適度に備わっていると思う。

 もし彼らが理想だとしても、男子がまず活性化させるべきは男性的な要素だ。順番をまちがえないように。

 筋トレするほど分泌される男性ホルモン、テストステロンが男を男らしくさせる。

 骨格が丈夫になって顔立ちは端正になり、栄養を充分に摂って鍛錬を続ければ筋肉質に変わっていく。

 それから女性的な要素を意識して取り入れる。マッチョではなく、あくまでイケメンに近づくために。

 女性的な要素とは具体的に何かと言えば、まだ荒れていないキメ細かい肌とか、話を傾聴する姿勢とか、思いやりとかセンシティブな感覚とか、俺には皆無だと諦めるのは早計。

 保健体育の時間に習ったと思う。女性ホルモン、エストロゲンが、男にも生まれながら備わっている。

 しかしながら女性であっても、歳を重ねるにつれてエストロゲンは減少していくものらしい。

 いつまでも女性らしく美しくありたいひとは、さてどうしているのかと言えば、豆乳やザクロジュースを飲んでエストロゲンの働きを補ったり、あるいはホルモン注射を打ったりとか、恋愛や性行為も多いに効果的みたいだけど。

 あの粘土風味のような豆乳や、渋くて酸っぱいザクロジュースは、おそらく男子には苦手なものかと思うので、モノズキ的には花をお薦めします。はい、イエス、フラワーです。

 香水やアロマオイルでも効果がありそうだけど、生花のほうがより生身の女性に近いのでシンクロしやすい。

 実のところ、花を見たり匂いを嗅いだりしていると、なんだか妙な気持ちになって、それでいてエネルギッシュで、ふと女性の気持ちがわかったような気持ちになる。その刹那に多少なりともエストロゲンが生じているのではないか、などとモノズキは密かに妄想しています。

 街で花屋を見つけるとついつい立ち寄ってしまう。近頃では輸入ものの珍しい大輪の花が多くて、見惚れずにはいられない。その値札を見ても唖然とするほど驚く。一輪で数千円の花とかざらにあるから。

 店頭を覗くだけで、すっかり満足することもあるし、展覧会に舞い込んだような優雅な気分になって、ブーケを買って自宅に飾ることもある。

 ちょっと気恥ずかしい、贅沢な買いものだけど、女性ホルモンが足りないと感じる男子は是非お試しあれ。



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