♠️自己愛と自信が少しでも持てたらひと目を意識する。気にしすぎるのはよくないけれど、格好いいかどうかは自分以外の誰か、第三者の存在がいて初めてわかる。他者の目は鏡とも言えるのだ
自分がどう見られたいか、どのように見せたいか、理想のセルフイメージを決めよう。
頭の中でイメージするのは、誰か今どきの芸能人でもいいし、サッカー選手とか、パリジャンふうとか、 なるべく鮮明にイメージできるひとがいい。その理想のひとを日頃から念頭に置いて鏡を見るように。
洗面台の鏡や手鏡ではわかりにくいので、できれば全身が映る姿見を用意し、頭から爪先まで、隈なく自己観察する癖をつけよう。
電車の窓ガラスに映った姿や、公衆トイレの鏡でチェックするときは、なるべく速やかに済ませたい。ひとまえで髪や顔を確認する姿は、どちらかといえば格好悪い。
スマートフォンのカメラでも確認できるけれど、画面上では鏡に映る顔のままだから、他者から見た自分の顔を正確に確かめたいときは、画像の左右を反転する必要がある。
撮影前から左右を反転できる鏡アプリもあるし、備え付けのカメラでも撮影後に反転できる。鏡で見る顔とは違う、いつもと違う自分に気づく。
自己観察、セルフチェックを続けていうちに、自分にとってのカッコイイ、すなわち独自のスタイルが見えてくる。
できれば姿見とは別に三面鏡もあるといい。自宅の洗面台やドレッサーが三面になっているひとは活用してください。
三面をコの字に開き、その合わせ鏡の中を覗けば、普段は見ることのない自分の横顔や後ろ頭を観察できる。
たとえ理想と現実に乖離があっても、格好いい誰かのイメージを自分に重ねて合わせてみる。
モノズキも日々自己観察。姿見は大きければ大きいいほどいい。できればダンス教室のように壁一面を鏡張りにしたい。
よくある姿見は後ろ立てが付いていて、横から見ると傾斜している。あれでは遠近法が働いて脚が少し短く見えてしまうのです。
そろそろ、壁を工事しちゃおうかと思っていた矢先、素敵な鏡を見つけてしまった。映画『ブラックスワン』の主人公が自宅で使っている巨大な三面鏡。
コの字型に自立するタイプだから遠近法は働きにくい。自分を囲むように三面鏡を立てれば、全身の左右前後を合わせ鏡で確認できる。なんだかすごそうだ。
あれ、欲しい、と思ってあちこち探したけれど、売っている店をいまだに見つけられない。
それにしてもブラックスワン。何度見ても引き込まれてしまう。白鳥の湖の名曲に劣らない、激しい展開に圧倒される。
物語の主題は自己解放。ナタリー・ポートマンが演じる主人公の姿に感動し、ブラボー!と声をあげずにはいられない、お薦めの一本。鏡好きは同じ鏡が欲しくなる、