♠️二度と虫歯にならないためのオーラルケア
子供のころから歯みがきはちゃんとやっているつもりだったけれど、虫歯に何度もなって、口の中は治療跡だらけのモノズキです。
本気でオーラルケを始めたのは、すっかり大人になってから~。
毎度、歯科医院では、歯科衛生士さんに厳しく指導され、まだプラークがついているとか、歯茎の状態が悪いとか言われなように、オーラルケア商品をいろいろと試してきた。
その結果の愛用品、これイイ! と実感できたものを紹介します。おかげさまで今ではまったく虫歯になりません。
♣️電動歯ブラシ
ソニッ◯ケアとか、高価なものは高価なりにいいのだけど、その性能以前に、充電式の商品は、内蔵バッテリーが遅かれ早かれヘタれてしまう。洗面台の周辺にしても、充電器が出しっぱなしになって邪魔。
その点、乾電池式であれば、電池交換すればいつでもパワフル。コードもないのでスッキリと収納できる。
そもそも、電化製品は、電気のパワーそのものが性能と直結するらしく、たとえばステレオ装置とか、音質は電流の強弱によって微妙に変わる。
掃除機やジューサーミキサーにしても、最大出力ワット数の大小によって性能の良し悪しが決まる。
つまり電気のパワーそのものが弱まれば、どれほど高性能な商品であっても、性能がガクンと落ちてしまうのだ。
使っているうちにバッテリー持ちが悪くなのは、スマートフォンでもよくある話だけど、もし内蔵バッテリーが購入当初から劣化していれば、値段相応の働きもしない。
てなわけで、おすすめするのは断然、価格も手頃な乾電池交換式。
ブラウン オーラルB プラックコントロール ホワイト 電動歯ブラシ DB5510【Amazon.co.jp 限定】
♣️この【Amazon.co.jp 限定】品が気に入っている。一般商品と何がちがうのかといえば色。Amazonのはホワイト系で、一般のはマリンブルー系。
これ、実は、数ある電動歯ブラシの中でも、使うのをずっと避けていた商品。遠い昔に類似品を使って、くるくる回るタイプはダメだな、と思った経験があったので。
それでも縦に振動するタイプには限界を感じて乗り換えたところ、イイ!
歯垢除去うんうんのコピーどおりに、洗浄力バツグンです。
考えてみると車を磨く電動クリーナーも、くるくる回るタイプだし、歯科医院でも同じようなタイプの機器でクリーニングされるので、くるくる回るタイプがもっとも研磨力、洗浄力があるのだと認識をあらためた次第。
うっかり磨き過ぎて、歯のエナメル質まで削りかねないので、使用時間や力加減に注意したい。そのためにも備え付けの2分タイマーを活用。
電動歯ブラシはおおむね、換えブラシが高価なのが難点。その中でもブラウンのはとくべつ高くて、Amazonでもマジですかと驚くほどの価格帯。
社外品の安価な替えブラシも多数あるけれど、モノズキ的にはまず、下記のように揃えるのをお薦めします。
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本体+充電電池+充電器+並行輸入品の純正換えブラシ(あとでもOK)
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♣️充電ものはいずれヘタれると書きながら、この乾電池交換式のオーラルBで充電電池の使用をお薦めします。
もちろん、普通の缶電池でもいいのだけど、内蔵式のバッテリーとは比べものにならないほど長持ちするし、たとえヘタれたとしても交換できる。
それに電池の種類によってはパワフル充電できるので、週に一度充電する程度でバリバリ動く。コスパ的にイイのはまちがいなし!
♣️ちなみに備え付けの歯ブラシは2カ月ほどで毛先が開いた。ブラウン的には3カ月くらい持つらしい。もしかしたらくるくる回るタイプはブラシが比較的開きやすいのかもしれない。
Oral-B ブラウン オーラルB 替えブラシ マルチアクションブラシ/CROSS ACTION フラストレーションフリーパッケージ EB50 (4本) [並行輸入品]
♣️上記の純正替えブラシ(並行輸入品)は、2ヶ月経っても毛先が開かなかった。このタイプは長持ちするのかも。1本で3ヶ月もつなら1年分です。
日頃、バッテリー内蔵型の高価な電動歯ブラシを使っているひとは、乾電池交換式がパワフルなわけない、と思うかもしれない。
製品仕様を見ても、回転数はバッテリー内蔵型より低いし、マッサージ機能とか、オマケの機能もない。
実際に試していただくしかないところだけど、モノズキ的には、乾電池交換式でも、バッテリー内蔵型とまったく引けを取らないと確信しています。
そもそも、電動歯ブラシにオマケの機能なんていらなくない? 一つの機能に特化していれば充分だと思う。
オーラルBはどちかといえば強めのブラッシング。小型のマシンが口の中を徘徊するような感じで、音も騒がしい。
おとなしいのが好みのひとには、オムロンの音波電動歯ブラシをおすすめします。
オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B914-W
長いこと愛用して今でもときどき利用。音波式のくすぐるような優しい振動なので、イヤな感じがしないし、これも乾電池交換式だから安定した機能を保持できる。
換えブラシの値段も良心的で、種類が豊富なのもいい。とくにおすすめはタフトブラシ(すき間みがき)。歯の裏の溝や隙間までしっかりと磨きたいときはコレ。
♣️乾電池2本で約20,000回/分の高速音波振動。
♣️すっきりしたデザインで、軽くて細くて持ちやすい。ちょっと短めのや、さらに細いタイプもある。
普通の歯ブラシに近い感覚で磨ける。オーラルBに比べて洗浄力は劣るけれど、口の中を優しく扱いたいひとに向いています。
パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ 白 EW-DJ74-W
続いてジェットウォッシャー。これまた別品番でバッテリー内蔵型もあるけれど、この電源コード式のタイプであれば、いつでもパワフルに歯を洗浄できるし、水の入った容器を持ち上げる必要もない。
初めて使うときはウォータージェットの勢いに圧倒される。飛沫を口の中で含みきれず、使うたびに洗面台の周辺を拭き取り掃除する必要があるほど。
強弱は10段階で設定できるので、最初は1からどうぞ。モノズキはいつでも10。
とにかくスッキリ感がすごい。歯間、歯茎のポケットまで水洗いされ、雑菌が繁殖しにくくなるのか、口腔の爽快な状態が日中も続く。
♣️あくまでいつもの歯みがき+αとして使うもの。
歯間ブラシの代わりにはなるけれど、歯垢除去力はフロスほどではない印象。歯茎のマッサージ効果は高い。
難点は水を吸い上げるモーター音が大きいことと、本体が大きくてかさばること、それからメンテナンス。
水を入れるタンクに黒カビが生えないように、使ったあとはちゃんと水切りをする必要がある。
ちょっと面倒なので、利用するのは週に1~2回くらい。それでも買って良かったと思う商品。ここまでスッキリできるものを他に知らない。
ソラデー SOLADEY 5 (Black ブラック) 手磨き歯ブラシ TiO2半導体/ソーラーパネル内蔵 (シケン)
続いて普通の歯ブラシのようでそうではない、ソーラーパネル内蔵の歯ブラシ。
水と光の光触媒によって発生する〈マイナス電子〉で歯垢のバランスを崩し、ブラッシング力を高める、といった仕組みのハイテク商品。
♣️小型のソーラーパネルがブラシの持ち手に付いている。電池は使わない。充電も必要ない。あくまで〈マイナス電子〉で汚れを落とす。歯みがき粉を使わなくてもいいらしい。
正直、歯垢除去力は弱い。それでも何年も前から携帯用として使っている。水だけでさっと歯を磨きたいときとか、食事前で口の中に歯みがき粉の味を残したくないときとか、シチュエーションによって重宝。
電子を利用しながら電化製品ではない。光のパワーを信じるひとにおすすめです。
ところで基本的なことだけど、歯みがきは主に歯茎と歯のあいだを念入りにブラッシング。この境のあたりに歯垢や雑菌が残りやすいから。
歯のみがき方の癖や、左右のバランスを考えて、ときどき、右利きのひとなら左手持ちに、ブラシを持ち替えることも大事。
♠️歯間ブラシ&デンタルフロス
本気でオーラルケアしたいのであれば、歯みがきは歯ブラシだけでは済まされません。できれば30分くらいかけて、
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歯ブラシ+(タフトブラシ)+歯間ブラシ+デンタルフロス+ジェルコート
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これくらいするといいんだけど、ハイ、やってられませんよね? とくべつ、朝のせわしないときは、歯みがきなんてチャチャっと済ませたい。
いや、その気持ちはわかるけれど〈歯ブラシ+歯間ブラシ〉あるいは〈歯ブラシ+デンタルフロス〉したほうが、歯の健康を保てるのです。
モノズキの通っている歯科院では〈歯ブラシ+歯間ブラシ+デンタルフロス〉を推奨している。
「歯みがきしてから歯間ブラシを……」
「フロスも使ったほうがいいですね」
「え? どっちもですか?」
「歯間ブラシだけでは、隙間の歯垢まで落としきれないので」
歯科衛生士さんに聞いた話では、歯の隙間に残った歯垢が、虫歯や歯周病のみならず、色素沈着の原因にもなるらしい。
フロスするとめっぽうスッキリする。歯茎のポケットにまでフロスが入っていくので隅々まで掃除できるし、マッサージ効果も高い。
けれど歯間ブラシもデンタルフロスもとなると、ちょっとめんどうなのは事実。そう思っていた矢先にイイのを見つけた。
クロスフィールド TePe テペ デンタルテープ40m
フロス(糸状)でなくテープ(1.5ミリくらいの細幅)タイプ。日本ではほぼどの薬局、歯科医院でも売っていない。それがAmazonで買える。
フロスよりもしっかりと面をとらえるので歯間ブラシ的な役割も果たす。
テープの縦横をまちがえると歯の隙間にすんなりと入っていかないので注意。
普通のフロスだと使用中にささくれだったり切れたりすることがあるけれど、そんなことにはならずに最後まで気持ちよく使える。
値段はちょっと高めだけど、ひとまず、オーラルBとデンタルテープがあれば、くまなくオーラルケアできます。ちなみTePeのは歯ブラシいもイイ。
♠️フッ素ジェルコート
歯みがきとフッ素コートは別もの。しっかりと歯みがきしてから、フッ化物高濃度配合のジェルでコーティングするのがベスト。
ちなみにジェルコートしたら、口を水ですすがずにそのまま、という方法もある。お好みでどうぞ〜。
さて、ここでアラレもない話。虫歯になる、ならないかは、口の中の酸度や、虫歯菌の有無のよるところが大きい。
ひとによっては、いくら歯みがきをして虫歯になる、というのは昨今では周知の事実。
つまり歯の洗浄に加えて大事なのは、口の中(唾液)の状態を、酸性でもなくアルカリ性でもなく、中性、に保つこと。
中性の保持が、歯や歯茎の問題ばかりではなく、全身の健康にも繋がる。病気というのは概して、酸性かアルカリ性か、どちらかに極端に傾いたときに生じるものらしい。
体を中性に保つためには、梅干しとか、レモンとか、いろいろとあるけれど、口腔に関してはコレ。
【江崎グリコ】POs-Ca F(ポスカ・エフ) 100g入り 【歯科専用ガム】 ペパーミント
成分【POs-Ca F】とは、リン酸化オリコ糖カルシウム。虫歯の原因となる酸をつくらない食品素材。
ガムを噛んで口腔の酸度バランスを調整できる。このガム、味が長持ちするところもイイ。